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査定士が中古車を見るポイント



中古車買取で査定士はどこを見るのか|評価のポイント

投稿日:2016年6月7日 更新日:

中古車の査定価格を決めるために車の査定をするのが査定士ですが、査定士って一体査定の時どこを見ているのでしょうか?

ものの30分くらいでぱぱっと見ているように見えますが、実は査定で見るべきポイントはある程度決まっています。

今回は、査定士が中古車を確認する時にどこを見ているのか、チェックの方法などを私が査定士として働いていた時の実体験も含めて解説していこうと思います。


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中古車の査定時に重点的にチェックされる箇所

査定士が中古車を査定する時に重点的にチェックする場所って決まっています。

じゃなきゃ短時間で車の評価なんてできないですよね。

査定士が査定時に重点的にチェックするポイントは主に下記の5つです。

  1. 目立つ傷やへこみ
  2. ネジ止め部
  3. 塗装のくすみ
  4. 板金・修理跡
  5. オイル漏れやエアコンの状態

1は車の外観部、2〜4は事故や修理の跡がないか、5は車の機関部の確認です。3つに分類してさらに詳しく解説していきます。

外観部のチェック

車の外観のチェックは外周をぐるっと回りながら、気になったところがあったら詳しくチェックするという感じで進めていきます。

傷やへこみは基本的には、目立つものでない限りは減点対象とはなりません。

傷・へこみの減点は5000円からスタートとなり、状態やサイズによって減額が大きくなります。

そこまで神経質にならなくてもいいポイントと言えますね。

外観や内装の詳しいチェックポイントについては、『中古車の査定で内装と外装で減点になる項目まとめ』で詳しく解説しているので参考にしてください。

修理跡のチェック

査定士が車の査定で一番時間をかけてチェックするところがここです。

買取した後に修復歴車だったことがわかったりしたら、査定価格が10万以上も変わってくることになるので、ここの確認に一番時間をかけます。

塗装面については、全体的に塗装が部分的にくすんでいたり色味が違うところがないかを確認します。

へこみを板金修理した跡は、修理のやり方によっては塗装面にくすみが出たりすることがあります。

ネジ止め部の確認は、ドア、バンパー、フェンダーなどネジで止められている部品はほぼ全て接合部のネジ状態の確認をします。

例えば、フロントフェンダーは板金で直ったけど、フロントドアは交換している可能性がある といった具合です。

外装はそれなりに汚れているのに、バックドアの接合部のボルトがやけにきれいな場合等、おかしいな?って思うんです。

『本来汚れている箇所が汚れていない』 これは査定士からすれば決定打となります。

新車の状態ではなくても、交換をしていない車はネジを回すことがないので、何かしら交換をしている車はネジを回した跡が残るんです。

ドライバーの跡があったりすると、部品を外した形跡があるということになるので、疑いを持ち、さらにその周囲のネジの状態を確認します。

バンパーを交換しても修復歴車とはなりませんが、ボンネット内のある部品を交換しているとそれだけで修復歴車となったりします。

関連記事中古車の査定価格が大きく変わる事故車と修復歴車の違いとは?

機関部のチェック

機関部のチェックは査定の時間だけでは全て確認することはできないので、査定士の方から調子の悪いところはないか聞かれることもあります。

実際査定中にエンジンをかけて、異音がないか・オイル漏れがないか・エアコンの効きは大丈夫かなどをチェックします。

ここで嘘をついていると、契約後に査定の時にはわからなかったエンジントラブルで査定価格が下がるなどトラブルの原因になることもあるので、本当のことを話しておくようにしましょう。

査定士が車の状態をチェックする方法

査定士が車の状態を確認する方法は、基本的に目視確認だけになります。

と言うのも、査定士は整備士ではなく営業マンが兼務でしていることがほとんどなので、整備士のように車の状態を熟知しているわけではないからです。

整備士であれば、手で触って色々と確認することもありますが、査定の評価項目にそのような内容はないため、査定に部品やエンジンなどの知識は必要ないんです。

逆に言えば、目で見て確認できる範囲しか査定の評価項目はないと言うことです。

だから、査定で見られるポイントも目で見てわかる範囲のことばかりで、中には車にそこまで詳しくない査定士もいるんです。



査定士が1台の査定にかける時間

査定士が1台の車の査定にかける時間はそれほど長くありません。

査定する中古車の状態にもよりますが、一般的には査定の時間は30分以内が目安です。

その30分の時間内で、傷へこみの確認・修理跡のチェック・機関部・内装のチェックまでをやってしまうと言うわけです。

大体の査定時間の振り分けはこんな感じ。

中古車の査定時間の目安

もちろんお客さんを待たせているので、そんなにゆっくり査定している訳にもいかないですよね。

ただ、持ち込みではなく出張査定の場合は自宅で査定してくれるので、来店して査定する持ち込み査定と比べると、査定時間は長めになる傾向にあります。

中古車の査定時に覚えておきたい6つのポイント

査定士がどんな箇所をどのくらいの時間をかけてチェックするかがわかったところで、その少ない時間内でより高額査定を勝ち取るための秘訣をこっそり6つ紹介したいと思います。

たった30分でオレの車の何がわかるねんって声が聞こえてきそうですが、実際その30分で少しでも減点項目を減らすために下記のことを意識しておくといいですよ。

査定前の洗車は必要ない

よくネットで査定前にはきれいに洗車して、小傷はリペアして、ピカピカにしてから査定に臨みましょう。

なんて書いているのですが、売り手側の目線から考えると、答えは×です。

そもそも、ピカピカにすると、普段は見えなかった傷やへこみが全てはっきりわかるようになるってことなんです。

これから車を1円でも高く売ろうとするのに、わざわざ査定の値段を下げてしまうことをする必要はないでしょう。

査定士は、傷や凹みを探します。特に凹みは減点が大きいです。

できるだけ減点対象は減らしたい私たちにとって、わざわざ傷や凹みを見つけやすくする必要はないということなんです。

きれいにすればするほど、傷や凹みは見つけやすくなります。冷静に見てみると、あの手の情報は買取業者が流している情報なのか?と思ってしまったりします。

内装はきれいにしておく

洗車はしない方がいいと書きましたが、反対に車の内装はある程度きれいにしておいた方がいいです。

なぜなら外装は傷や凹みで減点となりますが、内装の減点は、全体のイメージで評価されるからです。

  • ルーフ部は汚れているか
  • シートに汚れはあるか
  • たばこのヤニはついているか

など、評価項目が漠然としているためです。汚れているだけで、評価点が低くなるのは辛いもんです。

しかもめちゃ少ない時間で判断される可能性があるので、第一印象でいいイメージを与えられるように最低限の掃除はしておきたいものです。

関連記事中古車の査定前に必要なことは洗車よりも車内の掃除

査定前に書類があるかどうか調べておく

車を査定をするということは、車を売るかもしれないということです。

車を売る時、書類がいろいろと必要になります。実車の査定の際も、車検証は必ず必要になります。

車検証はあって当然ですが、点検記録簿があるかどうかで査定価格も変わってきます

いざ査定する時に慌ててしまわないように事前に車に関する書類(車検証、自賠責証書、点検記録簿等)は揃えておきましょう。

傷やへこみは10cm未満なら査定時もそのままに

これは傷やへこみの状態と範囲にもよりますが、基本10センチ角以内の傷やへこみであればそんなに極端にマイナス査定になるわけではありません。

大幅に減点となるのは、板金塗装や交換等、復歴の有無につながるような大がかりな修理跡くらいのものです。

よくきれいな状態で査定に出すと、大事に乗っていたかどうかで買い手の気持ちも変わると書いていますが、査定の判断材料に『大事に乗られていたか?』という項目はありません

つまり、きれいであろうが汚かろうが、結局はその車自体の価値はそこまで変わらないということです。

ケミカルを買って時間をかけて直しても結局は変わらないのです(;´・ω・)

むしろ、下手に手直しして余計に傷が目立ってしまえば、逆に査定価格が下がってしまうことになりかねないので、そのままで査定してもらうのが無難です。

査定時は、修復歴や事故等の経歴は素直に言う

修復歴や事故歴で絶対に嘘はつかないでください。

ただ、聞かれたら答える程度でいいと思いますが、機関系のトラブル(30キロくらいになるとブレーキの異音が聞こえる)等は査定ではなかなか気付くことが難しいです。(実際に車を動かす必要があるから)

車を動かさないとわからないようなレベルのトラブルがある場合は、必ず報告しましょう。

あとでややこしくなる可能性があります…

ただ、営業マンは中古自動車査定士という国家資格を持っているので、最悪事前情報がなくても、自分の目でそれを見つけることができるわけです。

機関系やエンジントラブル以外のことはそこまで慎重になって全て申告する必要はありません。

査定日は曇りの日を狙う

査定をする時は、曇っている時か夜がおすすめです。

晴れの日は、太陽の反射で凹み傷が見つけやすくなります。下からのぞくと、結構簡単に気付くんです。

傷や凹みはもちろん、色の歪みや変化なども光を当てると異変に気付きやすくなります。

中古車で買った車であれば、前のオーナーが事故をしていたなど思いもよらない事実を突きつけられるということもよくある話です。

余計な減点対象が増えてしまうので、実車査定は晴れの日はしないということを意識するだけで、減点対象を減らせるかもしれません。

【まとめ】査定士の評価は車で人ではない

査定士が車を査定する時に見るポイントについては理解いただけたかと思います。

短い時間でかなりたくさんのことをチェックする必要があるので、正直見落とすなんてこともよくある話です。

修理跡などどうしようもない内容もありますが、内装など自分でできることは査定前にやっておくだけで査定アップを狙うことは誰でも可能なんです。

査定士が中古車を評価するのは、車を評価するのであって、決してあなたを査定する訳ではありません。

だから、査定前に営業マンをよいしょしたり、持ち上げて対応したりする必要はないんです。

終始高圧的な態度で接していると、良くはありませんが、普通に接していれば全然オッケーです。

いくら査定士をよいしょしたところで、査定価格が上がることはないですしね。

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元自動車ディーラーの営業をしており、中古自動車査定士の有資格者です。元査定士ならではの業界の裏話を中心に中古車に関するお得情報とコラムを発信していきます。 詳しいプロフィール

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