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高齢者が乗り降りしやすいクルマ選びのポイントを考える



高齢者に優しい乗り降りしやすい車の選び方|乗降性で選ぶべき

2018年1月28日

高齢者にとって車の乗り降りは私たちが思う以上に重労働です。

足や腰が痛いお年寄りは、立ったり座ったりする当たり前の動きをするだけでも負担になります。

 

私にも80代後半のおばあちゃんがいますが、最近は車に乗せてあげるのにもかなり気を遣います。

今まで普通に乗れていたのに、年を重ねるごとに足腰が弱くなってきて動くのが辛いと言っていました。

 

この記事では、実際に私のおばあちゃんの体験をもとにお年寄りでも乗り降りしやすい車の選び方をご紹介します。

 

 


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70歳以上の高齢者は車を運転させない方がいい?

まず、高齢者の方々の車の運転についてお話したいと思います。

世間でも高齢者の運転する車の事故の報道が増えてきています。

ニュースを見ていても、70歳以上の方が事故を起こしていることが多いですよね。

 

管理人
70歳以上なら車の運転は慎重になるべき。

 

70歳を超えていれば、孫がまだ小さいことが多いです。

そんな環境で、自宅でアクセルとブレーキを踏み間違えたりしてしまったら…

私たちとしても大事件ですし、家族の今後にも関わってきます。

 

運転するかどうかの目安

  • こすったり、ぶつかることが増えた
  • 視力が落ちてきた
  • 眠気を感じることが多い

 

どうしても車がないと生活できない環境以外なら、免許を返納するのも選択肢です。

都道府県によって違いますが、バスやタクシー・レジャー施設が割引になったりします。

警察庁(免許の自主返納制度について)

 

高齢者にも乗り降りしやすい車選びのポイント

高齢者向けの車選びのポイントは?

高齢者向けの車選びのポイントは?

高齢者が乗り降りしやすい車にあると嬉しい装備や条件は6つです。

全てなくても問題ありませんが、あればあるほどお年寄りには優しい車と言えます。

 

  1. 低床フロアでステップが低い
  2. シート位置が低すぎない
  3. 乗り降り口が広い
  4. 室内高が高い
  5. 乗り降り時につかめる取っ手がある
  6. 電動スライドドアがついている

 

あとでご紹介するおすすめ車種もこれらの条件を満たした車をベースに選んでいます。

 

①低床フロアで乗り降りする時のステップ位置が低い車

どんな元気なおばあちゃん、おじいちゃんであっても乗り降り口が低いことは何よりも正義です。

 

私たちでも乗り降り時のステップの位置が低い方が乗り降りがしやすいと感じるものです。

それが、高齢者ならなおさらです。

ただ、乗り降り口が低いだけでもダメです。

 

スポーツカーは基本低床で乗り降りの高さはかなり低いですが、高齢者にとっては乗り降りがかなり辛いですよね。

それが次に説明する『シートの高さ』です。

 

②シートの座面が高く、腰が沈まない車

どれだけ低床フロアの車でも、車に乗り込んだ時にシートの位置が低いと沈み込んでしまいます。

座面が沈み込むと、腰への負担が強くなってしまいます。

若い人でもスポーツカーの乗り降りはしにくいと感じたことがあるのではないでしょうか?

 

スポーツカーなどのクーペは低床フロアになっているのに、なぜ乗り降りがしにくいか?

その理由は、シートの位置が低く作られているためです。

 

シート位置自体がかなり低いと、乗り込んでからもグッと沈み込んでしまいます。

 

管理人
座ったり立ったりするのは、高齢者にはかなりキツい動きです。

 

特に腰の弱いおばあちゃんやおじいちゃんの場合は、シート位置の高さは一番重要なポイントになってきます。

 

③車の乗り降り時にドアを開けた時に広い車

ドアを開けた時に広い車が乗りやすい

ドアを開けた時に広い車が乗りやすい

ドアを開けた時の広さが狭いと、乗り降りする時に腰を曲げる必要があります。

お年寄りには、ドアを開けた時に広々した空間がとれる車が適しています。

 

私の車はステーションワゴンですが、おばあちゃんは乗り降りする時にかがみこまないと乗れません。

そのため、毎回乗り降りするのが辛いと言っていました。

乗り降りするのが辛いと言っていたので、今は別の車で行くようにしています。

 

乗り口の狭い車種

  • セダン
  • ステーションワゴン
  • 古い年式の軽自動車
  • スポーツカー

 

管理人
意外にステーションワゴンも乗り口が狭く、お年寄りには乗り降りがしにくい車です。

 

また、昔の軽自動車は最近の車に比べて車高が低めに作られています。

年式の古い軽自動車も、お年寄りにとっては乗り降りがしづらいので注意が必要です。

 

④車に乗り込む時に腰曲げしなくてもいい室内が高い車

おばあちゃんやおじいちゃんが乗り降りしやすい条件は、乗り降り口のステップの高さだけではありません。

車内に乗り込んでからの室内の高さも気にしておきたいポイントです。

 

室内高が高い車はしゃがむ必要がないので、お年寄りには負担が少なくなります。

 

乗り込む時や乗った後、座るまでの動作全てが高齢者の方にとっては重労働です。

室内の高さがあると車に乗った後も腰曲げの回数が減るので、負担はずいぶんと減らしてあげることができます。

ちなみにうちのおばあちゃんが乗りにくいと感じた私の車の室内高は1mくらいしかありませんでした。

 

管理人
お年寄りの平均身長150cmくらいとすると、室内高130cmあれば楽に乗れます。

 

アルファードなどの大型ミニバンになってくると、室内高は1.6mもありますが、そこまでなくてもいいかなと言う感じもしますね。

 

⑤アシストグリップがある車

ダイハツタントの助手席後ろの取っ手

乗り降り時につかめるアシストグリップ

お年寄りが乗る車には、後部座席へ乗り込む時につかめる取っ手(アシストグリップ)があると便利です。

ステップを上がった時の体の支えにもなる足の負担を大きく減らしてくれる嬉しい装備です。

 

管理人
車についてない場合は、『車の乗り降り時にあると嬉しいグッズ』で代用できます。

 

車って不思議と乗った後につかまったりできる手すりやフックのようなものがついていない車種が多いです。

座っている時には天井あたりに持っておく手すりどんな車でもついています。

 

でも、わざわざ車に乗る時にあの場所のフックに手をかけることはないですよね。

そういった意味でも乗り降りする場所に取っ手があると、高齢者にはかなり喜ばれます。

 

⑥電動スライドドアが付いている車

高齢者にとって車のドアの開け閉めは私たちが思っている以上に大変です。

よっこいしょと声を出してドアを閉めている光景を見たことはありませんか?

 

声を出してすると言うことは、何か勢い付けてしているということです。

決して楽にできているというわけではないんですね。

 

普段、私たちがしていることもおばあちゃんやおじいちゃんにすると、負担になっていることも考えられます。

そこで、高齢者に優しい装備の1つが電動スライドドアです。

 

ドアの開け閉めがワンタッチでできるので、お年寄りが自分で開け閉めする必要がなく楽です。

 



高齢者の車の乗り降りにSUVはどうなのか?

SUVというと、若者に人気がありますが、高齢者には乗りにくい車種です。

 

SUVは乗り降りするたびに時間がかかりますし、乗り降りで体力も消費します。

ただ、そんなSUVでも乗り降りしやすさを工夫した車もあります。

 

管理人
車高が高いだけで、SUVを除外するのはもったいない。

 

高齢者の乗り降りに配慮されたSUVは、こちらの記事の中でまとめています。

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車椅子やパーキンソン病の方はウェルキャブが便利

車椅子や重度障害のお年寄りにはウェルキャブを選ぶ

車椅子や重度障害のお年寄りにはウェルキャブを選ぶ

高齢者と一言で言っても、元気で加齢による体力低下の老人もいれば、重度障害で車椅子での生活を余儀なくされる老人もおられます。

 

加齢による体力低下の場合は、上記におすすめした車種の使用で問題はありません。

ただ、重度障害で立てない・歩けない方はウェルキャブと呼ばれる福祉車両を選ぶのも1つの選択肢です。

 

パーキンソン病とは?

重度障害の代表例として、パーキンソン病があります。

パーキンソン病の方は歩く速度が遅くなったり歩幅が狭くなり、自分でバランスを取ることができないことがあります。

 

手足が震えることがあったり、関節が固まってしまうこともあります。

そのため、どれだけ低床でグリップがついていても自分で支えられません。

 

そう言った場合でも、ウェルキャブならシートが迎えにきてくれて自分で動く必要がないので、シート前まで支えてあげるだけで乗り降りを車に任せることができます。

 

ウェルキャブの特徴やメリット

福祉車両のイメージをつかみやすくするために、先ほどご紹介したポルテのウェルキャブ仕様の紹介動画をご覧ください。

ウェルキャブは普通のグレードを買うよりも値段が高いですが、購入時は税制面で優遇されるので普通の車よりもお得に買うことができます

 

現時点でウェルキャブが優遇される代表的な項目をまとめました。

車両購入時だけでも優遇される点は多いですが、車の維持に関しても優遇されるところがウェルキャブのメリットです。

 

  • 消費税が非課税になる
  • 自動車取得税が減免される
  • 自動車税が減免される
  • 自動車購入資金の貸付制度がある

 

管理人
駐車禁止エリアに停車できたり、駐車場や高速の割引も受けられます。

 

詳しくはトヨタのサイトをご覧ください。

ウェルキャブの税金・助成制度一覧

 

最近では、ウェルキャブの中古車も出回るようになってきているので、新車と比べると安い予算で選べる車種も増えてきています。

 

 

高齢者が乗り降りしやすい車【まとめ】

お年寄りは私たちが考えている以上に車の乗り降りでストレスを感じる方が多いです。

知らず知らずのうちにお年寄りに辛い想いをさせてしまっているのかもしれません。

 

車の乗り換え検討中で、おじいちゃんおばあちゃんを一緒に乗せてあげる機会があるなら、高齢者に優しい車を選ぶのも私たちができる1つの優しさです。

 

 

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ホンダディーラーで長年新車営業をしており、中古自動車査定士の有資格者です。元査定士ならではの知識を活かしたためになる話や中古車に関するお得情報とコラムを発信していきます。詳しいプロフィール

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