軽自動車が高く売れる理由と査定時の注意点




軽自動車の査定価格が高い理由と査定時の注意点を解説

投稿日:2016年7月9日 更新日:

中古車を売るとき、車種や売る時期によって査定価格に波がありますが、いつの時代でも軽自動車は査定価格が高く、再販価値が高いことが特徴です。

つまり、高く売れるんです。

一般的に人気のある車種は査定価格も高くなる傾向にあり、人気のない車種は査定価格も低くなるのですが、軽自動車は特殊です。

軽自動車の査定価格が高くなる理由や査定時の注意点について詳しく見ていきましょう。

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普通車よりも人気が出てきた軽自動車

軽自動車は最近人気が高くなってきており、車離れする若者にも手が届きやすく、室内の広さも十分で意外とよく走るんです。

ひと昔前の軽自動車と言うと、3ドアのハッチバックタイプだったり、背が低く車に乗り込む時も背の高い男性だとちょっとしんどいということもありました。

ひと昔前の軽自動車と最近の軽自動車の違いを写真で見てみましょう。

ひと昔前の軽自動車

ホンダトゥデイ中古車1996年マイナーチェンジ後

最近の軽自動車

ホンダN-BOXプラス中古車 2012年初代モデル

ここではホンダの軽自動車を例にとって説明します。

ひと昔前の軽自動車は背が低く、ドア数も少なく使いにくいイメージが普通でしたが、最近発売されている軽自動車は背が高いハイトタイプでワゴン車のような外観となってきています。

ドアはもちろん5ドア仕様となっており、室内も広く、荷物まで積めるというまさにいいことづくめな車になってきています。

日常使いからターボ車であれば高速に乗ってもわりとゆとりを持った走りもしてくれるので、年齢を問わず人気があるのが軽自動車なんです。

軽自動車の中古車相場価格が高く売れやすい理由

クラウンやマークXのような高級セダンとは違い、全体の価格帯も安めで、維持費も安いという理由から軽自動車は手軽に乗れるということが人気の理由ではないかと思います。

セダンだと高齢者の乗り手が多く、ミニバンになると、若者や家族持ちで30〜40代の子育て世代の需要が多く、全体的に需要に偏りがあります。

セダンやミニバンなど世間一般的には男性の乗り手が多く、価格帯も高めとなってきますが、軽自動車は女性の乗り手も多く、維持費も安いので万人受けします。

軽自動車の維持費については、『【3つの車種を比較】車種別に見た年間維持費の違いを調べてみた』で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

軽自動車は中古車市場でも需要があります。では一体誰が欲しがるのでしょうか?

中古車として需要がある理由としては下記の理由が考えられます。

軽自動車の需要

  • 大学生や免許を取り立ての人が初めて乗る車
  • 通勤などセカンドカーとして使う
  • 車屋さんの代車として使う

免許を取り立ての人が初めて乗る車としては、ぶつけるかもしれないし、運転に慣れるまでの間だけのつなぎとして買うという理由が多く、気軽に乗れる車ということがポイントです。

また通勤などセカンドカーとして買い足しするときもやはり価格が安い軽自動車は人気があります。

参考通勤の車に軽自動車をおすすめしたい決定的な2つの理由

あと何より1番多いのが、車屋さんが買ってそのまま自社の車検やサービス用の代車として使うケースです。

車屋さんに車検に出した時の代車を思い出してみてください。ほとんどの車が古い年式の軽自動車だと思います。

維持費が安く誰にでも扱いやすいってことは軽自動車ならではのメリットだな。
自称プロのキザオくん

どの理由にも共通することがあって、乗りつぶす目的で買われることが多いのが特徴です。

ただ、年式の新しい車は値下がり幅が多く、年式が経つにつれて値下がり幅が少なくなります。

軽自動車を売るときは古いし、もう売れないという先入観は捨てて査定してみてください。思わぬ金額がつくこともありますよ。

10年落ちの軽自動車でも実は売れる

私が昔に車を査定した時に、9年乗った軽自動車でも15万ほどの査定価格がついたので、軽自動車は年式が古いからといって査定価格がつかないということはありません。

仮に10年落ちの中古車でも軽自動車であれば、査定価格はつきやすいです。

その当時は、ディーラーでの下取りと買取業者では有名なガリバー両方で査定しましたが、ディーラーでの下取りでは3万円でした。

ガリバーで査定したら、結果15万円とかなりの差が出て驚いたことを今でも覚えています。

ディーラーでの下取りと買取業者の差は、実は販売ネットワークだけではなく営業マンの目標にも関係があります。

ディーラーの営業マンは基本的に車を売った時に成果がつくのですが、買取業者は車を買った時に成果がつきます。

つまり、ディーラーの営業マンは買取価格を上げる=車の値引きにする ということです。

最終的に目標としているところが違うので、純粋に新車の値引を減らして買取額で還元するというやり方なんです。

一方の買取業者は、車を買うことに重きを置いているため、買取額を上げることにも比較的協力的です。

関連記事中古車査定の下取りと買取の違いを8項目で比較|実例で検証

実績がつかないのに必死でがんばる営業マンはいないですよね。そういった面でも下取りより買取業者へ依頼する方が高く売れるというわけです。

特に価格が高くなりやすい軽自動車の特徴

軽自動車は査定価格が高くなりやすいことはお話しましたが、その中でも特に査定価格が高くなりやすい車の特徴をまとめてみました。

走行距離が5万km以内

中古車は車種によっても違いはありますが、全体的に見ても5万kmまでが走行距離の減点が少なく済む距離であると言えます。

5万kmを1つの境として、そこから年式が古くなるにつれて、徐々に走行距離の減点は大きくなってきます。

古い中古車でも走行距離による査定の減点は気にしちゃダメ』に走行距離の減点の基準を一覧表で掲載しているので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

車体色が白色・黒色系

中古車市場では基本的に白・黒の色が人気が高く、査定価格もプラスになりやすくなります。

軽自動車も同様で車種を問わず、白色・パールホワイトや黒色系の車体色は基本的に査定時にプラスとして評価されます。

メモ

赤、黄色、青、緑などの原色系のカラーは査定ではマイナスになりやすい。

パステルカラー系の色は車種によってはプラスになるが、マイナスになることも多い。

パールホワイトは新車注文時もオプションカラーとなり、3万円プラスくらいになることが多いので、査定の時も同じくプラス査定として評価されます。

ターボ車である

軽自動車には必ずノンターボ車とターボ車の2つの仕様があり、ターボ車はノンターボ車と比べると中古車市場でも人気があります。

そのため、査定時もターボ車の方が基準価格が高く、査定価格も高くつきます。

あくまでエンジンなど目立つ故障がないことが大前提なので、オイル漏れがあったりする場合は逆に査定価格がマイナスになってしまうこともあります。

関連記事軽自動車のターボのオイル交換や寿命を伸ばす方法をまとめてみた

スライドドア仕様である

最近の軽自動車は子育て世代や家族で乗る人に人気があり、後部座席のドアがハッチタイプのものよりもスライドドア仕様の車の方が人気が高いんです。

子供を乗せる時や狭い駐車場での乗り降りなど、ハッチタイプのドアだと開閉に気を遣うシーンでも、スライドドアなら気にせず開け閉めができますよね。

ミニバンについている両側パワースライドドアも、最近では軽自動車でも付いているグレードがあるので、スライドドア仕様の軽自動車は査定時の基準価格が高めの設定となっています。

軽自動車をMAX高く売るための方法

軽自動車に限らずですが、車を売る場所と買う場所は分けて考えることがおすすめです。

ディーラーは基本的に下取り値引きと言って、下取りする車の査定価格と新車の値引きを合算して値引きとする方式をとっているため、査定価格をぼかされる可能性が高くなります。

値引き額の合計で見ると、30万円となっていても純粋な下取り価格を聞くと、7万円で23万円は新車の値引きだったりということはよくある話です。

買取業者は中古車の査定価格のみで勝負してくるので、査定価格もディーラーの下取りと比べると圧倒的に高くなります。

新車の購入はディーラーでするけど、中古車の下取りは買取業者へ依頼して売却するのがおすすめ。

ディーラーへ車を見に行くと、そのまま査定もしてくれて試乗もできていろいろ楽なんですが、少しでも頭金を増やしたい時はこの方法を使ってみてください。

手間は増えますが、時間をかけるだけの効果は出ますよ。

中古車の相場価格も高めな軽自動車ですが、そんな軽自動車をさらに高く売るための方法は、査定価格を比較することです。

ガリバー行ってビッグモーターへ行って、カーチスへ行って、アップルへ行って… とこれくらいまわれば査定価格にバラつきがあることもわかります。

でも単純に1社で査定して値段聞いて、はいさよならとはいかないんですよね。いろいろ話し込んでしまうものです。

結局1社まわるのに最低でも1時間はかかってしまうと考えると、4社行けば移動時間を考えたら6時間近くかかりほぼ一日コースです…

時間はかかるわ体力もいるわであまりおすすめはできないわけです。

そんな時に便利なのが、一括査定のサービスです。

ネットで1回車の情報や個人情報を入力して依頼するだけで、一度に複数の買取業者へ同時に査定の依頼ができてしまいます。

これなら自宅で待ってるだけで査定にも来てくれますし、空いた時間を有効活用することができるようになります。無料でいいことづくめですが、決して怪しくはありません(笑)。

元査定士が選ぶ!中古車一括査定サイトのランキング』で有名一括査定サイト6社をランキングにしていますので、どこがいいのかわからない時はこちらを参考にして下さい。

メモ

  • ディーラーでの下取りは使わず、買取業者で査定する
  • 買取業者は数社に依頼して査定価格を比較する
  • 依頼が簡単な一括査定で時間を短縮する

軽自動車を売る時におさえておきたい注意点とポイント

軽自動車を売る時に知っておきたい知識は話せばきりがありませんが、その中でも特に大切なことだけ抜粋して紹介したいと思います。

① 軽自動車は普通車と違って納税証明書が必要!

通常、普通車を査定して売却する時の必要書類は決まっています。

車検証、自賠責保険の証券、譲渡証、印鑑証明(所有者があなた自身の場合)ですが、軽自動車の場合は自動車税の還付がないため、年払いした自動車税の納税証明書が必ず必要となってきます。

税金を払った後に送られてくるハガキサイズのもので、車検の時にも軽自動車は必ず提出しなければならない大事な書類の1つになります。

売却を決めたら、入金まで書類の受け渡しなど次々と事が進んでいきます。買取業者としても車の買取価格が下がらないように1日でも早く車を引き取りたいという気持ちでいっぱいです。

そんな時に探し回ることがないように査定前にでも一度探してみておいてくださいね。

② もとの車両価格が安いため、書類不備の減点が痛い

軽自動車自体は高く売れるとは言っても、もともとの車両価格も普通車と比べて安く、ちょっとした査定の減点が大きいダメージとなってしまいます。

書類不備というと大げさかもしれませんが、よくある書類不備による減点は点検記録簿がないことです。

点検記録簿は、点検や車検の時の細かな記録をつけた帳簿のことで、あなたの車のメンテナンスの状況を確認できる病院で言うカルテのようなものです。

点検記録簿があるからといって査定アップとなることはありませんが、ないと査定ダウンになってしまいます。

ただ減点されるだけでなく、記録簿がないということは車自体の出所も疑われてしまい、よりじっくりと査定されてしまうので、他の減点項目も見つかりやすくなります。

当たり前についているものですが、ないだけで査定価格に影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。

③ 言い出し値が高いので、安心して即決しない!

軽自動車は高く売れやすいという特徴から営業マンが最初に提示してくる言い出し値も他の車種と比べると高値になる傾向にあります。

かといって、その提示価格であっ高いなって思ってその場で即決してはいけません。

最初に提示された査定価格が高くても、まだそこから値上げする余地は十分にあるからです。

最低でも5万~10万円は値上げ交渉することができるので、他の買取業者の査定価格と比較することがポイントとなってきます。

当サイトでもあちこちで言っていますが、一括査定サイトを使って査定価格を比較しましょう。

軽自動車と査定価格について【まとめ】

軽自動車は査定価格も高くなりやすく、売れやすい車種です。

ディーラーの下取り査定でも十分にいい値段を提示されることもあるかもしれません。

でも、そこで安心して売ってしまうと後々もっと高く売れたのにって後悔することも少なくはありません。

より高く売るためにはある程度の予備知識も必要となってきます。

はじめに言われた査定価格が高くても、決して安心してその場で決めたりすることのないようにしましょう。

買取業者で一括査定をすればさらに高く売れる可能性はあります。賢く時間も節約して少しでも高く売れるように一手間かけましょう。

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元自動車ディーラーの営業をしており、中古自動車査定士の有資格者です。元査定士ならではの業界の裏話を中心に中古車に関するお得情報とコラムを発信していきます。 詳しいプロフィール

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