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中古車の査定で内装と外装面で減点対象になる項目とポイントを解説



中古車の査定で内装と外装で減点になる項目まとめ

投稿日:2016年7月17日 更新日:

中古車は基本的にどこで査定しても年式やグレードをベースにした基準価格から加点・減点されていって、最終の査定価格が決まります。

ただ、加点されることはそれほど多くなく、実際のところは減点されることがほとんどです。

 

減点される査定項目を内装と外装で分けて主要な項目を調べました。

査定前にやっておくべきこととそのままにしておいた方がいいことも紹介していくので、これから査定しようという方は検討材料としてくださいね。


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中古車査定時に内装で減点となる項目

中古車査定で内装で減点対象となる項目

まずは中古車の査定時に内装で減点をくらってしまうケースから。

最初に6項目を箇条書きにまとめてみます。そのあと、各項目ごとに詳しく解説していきたいと思います。

中古車査定で内装の減点となる項目

  1. 内装が全体的に汚い
  2. 喫煙車である
  3. シートに焦げ跡がある
  4. シートにへたり・損傷がある
  5. シート・内張りが破れている
  6. ペットを乗せていた痕跡がある

では、具体的に各項目を詳しく見ていきたいと思います。

 

内装が全体的に汚い

シートや内張りに傷やシミがあったりすると、減点の対象となりますが、よほどきれいな車を除いて、ほとんどの場合は査定時にルームクリーニング代分の減点を取られます。

なので、シートのシミなどは別項目として上乗せ減点されるケースが多いです。

 

お菓子がこぼれていたり、埃がたくさんついていたりするくらいであれば、追加で減点対象となることはありません。

コーヒーがこぼれた跡や、普通に拭き取っても取れないような汚れがついている場合はルームクリーニングと別で減点となってしまうので注意が必要です。

 

喫煙車である

言うまでもなく、たばこを吸わない方であれば嫌ですよね。

日頃たばこを吸っている方であっても、せっかく買った車が最初からたばこ臭いのは嫌がる人がほとんどだと思います。

このケースでは匂いの面で減点となってしまいます。

 

たばこは匂いだけでなく、室内にヤニがついてしまうので、シートや天井が黄色く変色してしまっているということもあります。

天井や内張りにはヤニが染み付きやすく、普通の掃除レベルでは取ることはできないため、減点となります。

 

ヤニの除去はなかなか難しいので、状態がひどいと判断された場合は減点される覚悟をしておいた方がいいでしょう。

シートの焦げ跡

喫煙車であることと同じく、大きな減点対象となってしまいます。

シートに焦げ跡がある場合、シート自体を交換しないと直すことができないので、大幅に減点されてしまうので注意してください。

また焦げ跡がついていることによって、ルームクリーニングで匂いを消すことができたとしても喫煙車だったという事実を隠すことができなくなります。

 

シートのへたり・損傷

車のシートはウレタン等が入っていてクッション性を保っているのですが、長年乗っていると、シートのクッション材が劣化してくるケースがあります。

シートに座った時に必要以上に沈み込む時は、もしかするとシートのクッションがへたってしまっているのかもしれません。

通常10年程度はもつと言われているので、よほどの距離を乗っていたり、体重の重い方でない限りはへたることはありません。

 

シートの破れ・内張りの破れ

これも修理が難しく、大きく減点されてしまうケースです。

ファブリック(布製)であれば破れですが、本革シートの車になると、メンテナンスをしていないと革にヒビが入り、ひび割れが出てくることもあります。

日頃からシートを拭いたり、本革シートの場合はクリームを塗ることで経年劣化を抑えることができるので、たまにでもやっておくことをおすすめします。

 

ペットを乗せていた痕跡がある

たばこの匂いや焦げ跡と同じく、ペットを乗せていると匂いがしみついてしまうことが多いです。

また匂いだけでなく、抜け毛がシートの隙間に入り込んでしまうこともあり、たばこと同様に大きな減点となってしまうことがあります。

 

匂いを消すために芳香剤を置く方が多いですが、匂いが混ざってしまい結果として余計に匂いがきつくなってしまうことが多いので、匂い対策には無臭の消臭スプレーがおすすめです。

 

中古車査定で内装の減点を防ぐコツ

これらの内装の減点を防ぐためには、日頃からの掃除やメンテナンスが必要です。

外装全般にも言えることですが、汚れがたまってからだとなかなか汚れを落とすことはできません。

 

早い段階で少しずつ手を加えていれば、汚れやダメージの進行を食い止めることができます。また、異常にも早く気付くことができるのもメリットです。

家の掃除でも埃を放置しておくと、埃がかたまってしまいとれにくくなってしまいます。

 

中古車でも同じで、たまった埃はかたまってしまって、拭き取ってもなかなかとれず掃除に時間がかかってしまうので、なおさら掃除がおっくうになるという悪循環に陥ってしまいます。

5回の洗車に1回くらいのペースでも十分なので、清掃の機会をもつようにするとずいぶん変わりますよ。

 



中古車査定時に外装で減点となる項目

中古車査定で外装で減点となる項目

では、次に外装面ではどんな項目が減点対象となるのでしょうか?

傷やへこみだけと思いがちですが、傷とへこみだけでも詳しく見ていくとその減点は幅広くなっていますので、少し詳しく説明していきたいと思います。

 

ボディ全体の傷・へこみ

中古車の傷やへこみ

まず当たり前ですが、傷やへこみはマイナス査定となります。

傷・へこみについては、外観上ユーザーが気になる程度の傷やへこみになると、減点対象となってきます。

 

傷については、洗車でついたような洗車傷や爪に引っかからない程度の薄い傷であれば、基本的に減点にはなりません。

目安としては10センチ程度で、中古車査定の規定では爪に引っかかるような傷があれば、減点となります。晴天時であれば、目で見て明らかに気付くレベルです。

 

傷で減点される金額は、1万円~5万円くらいになります。

 

へこみによる減点は、主に板金修理の跡がメインとなってきます。

事故をしたりした時に、ボディーのへこみ等をパテで埋めて直すものです。

塗装の修理と同じく、修理がうまい業者もいればそうでない業者もいます。修理の腕が悪いと、修理した部分が波打っていたりすることがあります。

 

暗いとわかりにくいですが、日中で査定士がじっくり見れば気付かれてしまうものです。

だいたいの査定士は板金跡は気付くことができるので、査定前に嘘をつかずに聞かれたら素直に申告しておいてもいいと思います。

板金跡で減点される金額は、5万円~20万円くらいが相場となります。

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色あせやムラがないかどうか

車屋の修理のテクニックや腕にもよりますが、古い年式の車のリアバンパーを交換した場合であれば、交換した部分と隣になるトランクゲートとの色は新品と比べて全く異なってきます。

 

その時に交換した隣の部位(この場合はトランクゲート)の色を塗ってバンパーを交換したことをわかりにくくするというテクニックが使われたりします。

しかし、色合わせが下手な業者もいるので、じっくり見て色が違うぞっていう時は減点となります。

 

中古車で年式が経っている場合は、色艶に劣化が出やすくなるので、明らかに色味やツヤが違う時は減点対象となってしまいます。

 

部品の修理・交換跡が残っている

中古車のボルトやネジ止め修理跡

事故をしたりした時に、塗装や板金で修理をした時の修理跡です。

主にバンバーやボンネット内のネジ止めされた部品を交換した時のネジの状態をチェックされます。

 

交換した場所によっては、修復歴車となり、一般的に言う『事故車』となります。

修復歴車については、『中古車の査定価格が大きく変わる事故車と修復歴車の違いとは?』で解説していますので参考にしてください。

 

査定士が気付かなければ減点とはなりませんが、事故等の修復歴は最も注意して見るポイントでもあるので、スルーされることはないでしょう。

黙っていても査定士はプロなので、気付かれます。もし査定前に聞かれた場合は、隠さず素直に話しておいた方がいいです。

 

オイルなどの液漏れ

オイル漏れをはじめ、液漏れがある車は機関系の不具合があることが推測できることから、痛いマイナス評価をくらってしまいます。

私の車の体験談ですが、オイルシリンダー(エンジンオイルが入っているところ)のパッキンからオイルが漏れており、そのシリンダーの下にオルタネーター(発電機)があったんです。

 

車検の時に気づいてもらえてセーフでしたが、そのまま気付かず走っていたら、漏れたオイルが発電機にかかってしまい、発電機を交換しなければならないところでした。

発電機の交換費用を聞いたら、15万円でしたww

 

このようにオイル漏れなどの液漏れがある場合は、後に重大な機関系の故障を招く恐れがあるため、10万円単位で減点をくらう可能性があります。

 

タイヤの残り溝がない

中古車のタイヤ溝

タイヤは新品で買った時は、7mm〜8mmほどあります。

もちろん乗っていると、その溝は減ってきますよね。

普通に乗っていれば、5000kmくらいで1mmくらい溝が減っていき、30000kmくらいで交換時期を迎えることになります。

 

中古車の査定基準では1.6mmの溝(スリップサイン)になると、減点対象となります。

 

標準的な16インチのサイズであれば、1.6mmの溝で1本あたり1700円の減額となり、4本で6800円の減点となってしまいます。

 

ひょう災の跡がある

ひょう災は降ったひょうの大きさにもよりますが、直撃するとかなりの確率で外装全体にダメージがあります。

無数のへこみができてしまうだけでなく、場所が悪いと修復歴となってしまう場合もあり、1番マイナスとなってしまいます。

 

【まとめ】査定前にやるべき事としなくていい事

中古車の査定で減点となる項目は結構多いです。

かと言って、査定前にあれもこれも直したりする必要はありません。

 

実際、直したところでかえってマイナスを大きくしてしまうこともあるからです。

簡単にできて査定ダウンを防ぐことができるものだけを査定前に見直しておくことをおすすめします。

 

査定前にやるべきことしなくていいこと
10cm以上の線傷の補修爪にかからない傷の補修
ダッシュボード周りの掃除へこみの補修
車内の消臭新品タイヤの交換
 洗車・ワックスがけ

 

査定前にやっておきたいことは外装面では、10cm程度の線傷でコンパウンドで消せそうなものの補修のみでオッケーです。

がっつり爪に引っかかる深い傷はあまりやりすぎると、塗装面まで痛めてしまうのであえてしない方がいいです。

あくまで深くない線傷程度にとどめておきましょう。

 

内装面では、主にダッシュボードや運転席周りの拭き掃除だけしておけば、パッと見の印象は大きく変わるのでそれだけやっておけば十分です。

埃やお菓子のカスなどは、いずれにせよルームクリーニングで引かれるのでやったところで査定価格に変化はありません。

 

最後にファブリーズを数回シュッシュしておけば車内の掃除は十分です。

あまり時間をかけても正直それほど意味はないので、最低限のことだけやって査定に臨みましょう!

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元自動車ディーラーの営業をしており、中古自動車査定士の有資格者です。元査定士ならではの業界の裏話を中心に中古車に関するお得情報とコラムを発信していきます。 詳しいプロフィール

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