車の維持費を節約する方法




コラム

ハイブリッド車はお得?|購入後の維持費をガソリン車と比較

投稿日:2016年6月11日 更新日:

ハイブリッド車は値段が高いイメージがありますが、計算してみると意外に高くはありませんでした。

確かに車の購入費用はガソリン車よりも高いですが、維持費も合わせて計算すると、それほど差額がなかったのです。

 

フィットで比べた結論、ガソリン車とハイブリッド車の差額は約11万円でした。

 

管理人
購入時の値段差は約27万円、そこからガソリン車とハイブリッド車の維持費を差し引いた値段が約11万円です。

 

ハイブリッド車の一番のメリットは、燃費の良さです。この燃費の良さをいかすためには、短距離ではあまり意味がありません。

チョイ乗り用途に使うには、ガソリン車を使った方が結果としてお得に乗ることができます。

 

この記事では、ハイブリッド車のメリットやガソリン車の違いから車にかかる維持費の比較、ガソリン車とハイブリッド車でどのくらい維持費が変わるのかを順に解説していきます。

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ハイブリッド車のメリットは低燃費で維持費が安くなること

ハイブリッド車は近年の環境の変化により、国から税制面でいろいろと優遇されるようになりました。

ガソリンだけで走行するガソリン車と違い、電気の力を借りて走るハイブリッド車は使うガソリンも抑えられるので、燃費が良くなります。

まずは根本的にハイブリッド車とガソリン車の違いは何か?について知っておきましょう。

ハイブリッド車とガソリン車には車自体の構造に大きな違いがあります。簡単な図を作ってみました。

ハイブリッド車とガソリン車の構造の違い

ガソリン車は説明不要でガソリンだけで走行しますが、ハイブリッド車はガソリンとバッテリーを併用して走行する構造になっています。

ただ、普段の走行時にいつもバッテリーを使っているかというとそうでもなくて、加速時や坂道など急なパワーが必要となる時に補助的にパワーを補填する形をとっています。

ガソリンを使う量をできるだけ減らし、バッテリーでパワーを追加するので、使用するガソリンの量も減らすことができ、燃費も良くなるというわけですね。

 

渋滞時など徐行走行をする時は、ガソリンを使わずにモーターのみで走行する電気自動車(EV)モードを使用することもできます。

ハイブリッド車に使われるニッケル水素電池の平均寿命は20万km、リチウムイオン電池は30万km分と言われています。

車の寿命よりも長いくらいなので、バッテリーの故障や交換の心配はないですね。

税金もエコカー減税で優遇される

ハイブリッドカーは低燃費基準を達成していることがほとんどで、取得税・重量税・自動車税などの税金の支払い面でも優遇されています。

エコカー減税と呼ばれており、取得税と重量税は初回全額免除、自動車税については50%〜75%の減税となっています。

ホンダ公式サイト(エコカー減税とは)

取得税は最初の購入の時、重量税は車検の都度にかかってくる費用、自動車税はご存知の通り毎年必要となります。

一番馴染みのある自動車税で見ると、ノア・セレナ・ステップワゴンのクラスなら通常39500円のところが9875円〜19750円(翌年1年のみ)となるので、その安さがわかっていただけるかと思います。

 

この章のまとめ

ハイブリッドはガソリン+バッテリーのモーター併用で駆動するから燃費がいい。税金関係でも安くなる。

車の購入後にかかる維持費について知っておきましょう

一般的に車を維持していくために必要となるお金をまとめてみました。

ガソリン車・ハイブリッド車問わず、車にかかる維持費はだいたいこんな感じになります。

  • ガソリン代
  • エンジンオイル等の定期メンテナンス費用
  • タイヤ等の必要部品代
  • 点検、車検代
  • 自動車税等の各種税金
  • 自動車保険(任意保険)

 

管理人
車は乗らなくても持っているだけで結構なお金がかかってしまいます。

 

意外にたくさんかかることがわかると思います。乗らなくてもガソリン代以外は基本的に必要となります。つまり、家に置いておくだけで自動的にかかってくるお金です。

3つの車種で維持費の違いを比較

車にかかってくる維持費の違いを軽自動車、コンパクトカー、普通車の3つでそれぞれの違いを比較してみました。

軽自動車【ムーヴ】

ムーヴ2014年フルモデルチェンジ

コンパクト【フィット】

フィット中古車2010年マイナーチェンジ後

ミニバン【ノア】

トヨタノア中古車2014年フルモデルチェンジ後

各ジャンルの代表車種として、軽自動車はダイハツ ムーヴ、コンパクトカーはホンダ フィット、ミニバンはトヨタ ノアで調べました。

詳しい金額ではなく、おおよその目安で基準を算出していますのでご了承ください。

項目軽自動車コンパクトカー普通車
自動車税
10,800円34,500円39,500円
重量税2,500円5,000円10,000円
車検整備費用40,000円50,000円60,000円
自賠責保険料15,600円16,350円16,350円
任意保険料80,000円110,000円160,000円
ガソリン代84,000円134,400円184,800円
オイル交換代7,875円9,450円12,600円
タイヤ代10,000円16,700円23,300円
合計203,575円307,560円440,550円
  • 注1. 1年間の走行距離は10000kmで計算。
  • 注2. ガソリン代は140円、満タン給油で月2回給油した年額で計算。
  • 注3. 車検整備費用と重量税は2年単位で支払うため、金額は÷2で計算。
  • 注4. 車検整備費用は年式と修理状態によって金額が変わるため、平均で計算。
  • 注5. 任意保険料は、等級と車種によって金額が大きく変わるため、概算。
  • 注6. オイル交換代は、通常粘度のオイルを年3回交換した場合の平均金額。
  • 注7. タイヤ代は、3年に1回交換した場合の国産タイヤ装着時の平均金額。

まず、乗っている車種によってかなり維持費に差があるということがわかります。

軽自動車は税金、保険、部品代どれをとってもダントツで安くなっています。3つの車種で比較した中で、最も燃費が良いのも軽自動車の特徴です。

自動車税を見ても、軽自動車とコンパクトカーとでは27000円近くも金額差が開いていますが、コンパクトカーと普通車ではその差は5000円と微々たるものです。

 

自賠責保険料については、軽自動車とコンパクトカー以上の車は全て金額は同一となっています。エスティマでもマークXでもフィットでも金額は変わりません。

 

ガソリン代では、コンパクトカーと軽自動車で開きはありますが、コンパクトカーでもハイブリッドであれば、また変わってきます。

燃費が大幅に向上するので、年間に15000キロ以上走行する方であれば、ハイブリッド車でも軽自動車と同じくらいのコストまで下げることも十分に可能です。

 

車業界ド素人のむさん
ハイブリッドカーはガソリン代が安い代わりに本体が高いから、ある程度距離乗らないともとがとれないんですね。

 

このように定期的にかかってくるコストを見ても、軽自動車は他の車種と比べて、維持費が安い車であるということがわかっていただけたのではないかと思います。

ここで比較している普通車のノアでさえ、年間の維持費は40万を超えてしまうので、アルファードやクラウンのような高級車となると、さらに高い維持費が必要となることは容易に予想できます。

 

この章のまとめ

軽自動車とコンパクトカーの維持費の差は大きいが、コンパクトカーと普通車の維持費はそこまで変わらない。

ハイブリッド車とガソリン車の維持費の違いはどのくらいか?

では、同じ車種でハイブリッド車とガソリン車とで維持費がどれくらい変わってくるのかを両方の仕様があるフィットで比較してみます。

 フィット(ガソリン車)フィット(ハイブリッド車)
ガソリン代134,400円67,200円
燃費22.2km/L37.2km/L
自動車税34500円8625円(翌年度のみ減税)
取得税44500円0円(登録時のみ)
重量税22500円0円(登録から3年間)

※ガソリン代は単価140円・40L月2回給油(ハイブリッド車は1回)した場合で計算。

 

ハイブリッド車とガソリン車の維持費の差額をまとめると、

購入や車検の税金費用 → 差額 92,875円

ガソリンなど継続的にかかる費用 → 差額 67,200円

ハイブリッド車の方が160,075円も維持費の面で安くなることがわかりますね。

ただ、ここで気にしておきたいのは購入時の値段です。

ハイブリッド車とガソリン車の車両本体価格の違いを見てみましょう。

ハイブリッド車 1.5L ベースグレード 1,699,920円

ガソリン車 1.3L ベースグレード 1,428,840円

フィットのガソリン車とハイブリッド車はベースで設定される排気量が違いますが、その差額は271,800円もあり、維持費の計算を含めると、111,725円高いという計算になります。

新車で購入して初回車検までの3年間で考えると、ガソリン車とでは1年で37,241円の差額があるということがわかります。

この差額が許容範囲であれば、ハイブリッド車を買っても大きな損をすることはありません。

 

この章のまとめ

ハイブリッド車とガソリン車の購入時の値段差は約27万円。3年乗ると考えた時、1年で37241円の出費が許容範囲内であればハイブリッド車を買える。

 ハイブリッド車の方がガソリン車よりもお得になる目安と基準

先程の計算から、ハイブリッド車の方がお得に乗れる目安と基準を調べてみました。

フィットで比べたガソリン車とハイブリッド車の値段の違いは、購入時の費用から維持費の差額を差し引くと約11万円です。

 

その11万円の値段差でもハイブリッド車を買ったほうがお得になる条件は下記の2つです。

  • 年間の走行距離が多い
  • 車は長く乗ることが多い

 

年間の走行距離は通常1万kmくらいが平均的ですが、2万km近くの距離を年間に走ることが多いなら、その分浮いたガソリン代を考えるとハイブリッドの方がお得になります。

長い間乗れば乗るほど、ガソリン代で維持費を節約することができるので、車を買ったら長く乗り続けるタイプの人も圧倒的にハイブリッド車の方がおすすめです。

購入時の値段はガソリン車に比べると高いですが、ハイブリッド車は中古車としても人気があり、買取に出すときもガソリン車より査定価格は優遇されます。

 

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11万円どころか車の状態によっては、20万円以上下取りより上がったという人もいるほどです。

中古車は今が一番高い時なので、まずは査定の依頼をしてざっくりの値段を調べてみましょう。予想外の値段がつくかもしれません。

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この章のまとめ

車を長く乗る人、走行距離が多い人はハイブリッド車は節約に効果的。万が一手放す時も査定価格は高くつきやすい。

ファミリーカーでも使えるガソリン・ハイブリッド両方の設定がある車

ハイブリッド車と言うと、トヨタのプリウスやアクアがすぐに思い浮かびますが、ここではガソリン車とハイブリッド車の両方の設定がある車種をメーカー別にまとめました。

ファミリーカーとしての機能も十分な長く乗れる車を選んでいます。

車探しの時にガソリン車とハイブリッド車で値段の差を見ることができるので、よりお得に買うことができます。

5人乗り/7人乗り

ホンダ フリードハイブリッド

フリードハイブリッド 2011年10月デビュー

 

トヨタ プリウスα

プリウスα 2011年5月デビュー

5人乗りでも7人乗りでも選ぶことができるのは、ホンダのフリードとトヨタのプリウスαです。

燃費が良くてコンパクトだけではなく、ファミリーカーとしても人気の高い車種で、子供2人の4人家族までなら荷物も積めて、ゆったり乗ることができます。

プリウスαはハイブリッド車のみですが、ステーションワゴンなのに後部座席の足元がフラットになっていて、広々使えて乗りやすい車です。

7人乗り/8人乗り

トヨタ ノア

トヨタノア中古車2014年フルモデルチェンジ後

日産 セレナ

セレナ 2013年MC後

 

トヨタ ヴォクシー

ヴォクシー中古車2014年フルモデルチェンジ後

ホンダ ステップワゴン

ステップワゴン 2015年4月FMC後(新型・現行モデル)

 

7人以上が乗る場合は、セレナやノア・ヴォクシー、ステップワゴンが5ナンバークラスで維持費も安く、ミニバンの中でもおすすめです。

新車だと結構な値段がしますが、中古車で探せば低年式でもお得に買うことはできます。

ハイブリッド車は人気が高く、なかなかいい在庫に出会えませんが、ガリバーの無料の中古車探しに依頼すれば待っているだけで条件に合ういい車を見つけてくれるかもしれません。

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まとめ

ハイブリッド車は高いと思われがちですが、詳しく計算してみると実はそれほど高くはありませんでした。

維持費を含めて考えれば、1年あたり10万ちょっと高いだけなので、それほど敷居の高い車ということはありませんよね。

 

普段の乗り方や乗る距離、使い方によってはガソリン車を乗るよりも最初に少し高いハイブリッド車を買う方が結果として安くなることもあります。

最初に買う時の値段だけを見ていると、実際車を買ってからの維持費で痛い目にあってしまうこともあるので、ある程度維持費のことも頭に入れて乗り換えを検討してみてください。

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リョウヘイ

元自動車ディーラーの営業をしており、中古自動車査定士の有資格者です。元査定士ならではの業界の裏話を中心に中古車に関するお得情報とコラムを発信していきます。 詳しいプロフィール

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